サステナブルな
食を通して
地域とつながり、
心と体の健やかな
あり方を考える。
これからの未来を見据え、
新たに始動したウラニワ。
ものづくり会社のダイバーシティな「たべものづくり」プロジェクトです。
食への想いや気づきを共有し、家庭の庭や会社の敷地、地域の耕作放棄地など、身近な場所でサステナブルなたべものづくりに取り組みます。
ジョブチェンジのステージとなるだけでなく、地域の方々、高齢者や障がいを持つ人の雇用の場に繋がります。
小さな庭の活動が、地域や社会、そして地球のためになるように。良い循環を生み出していきます。
サステナブルな視点での
食の見直し。
地球規模で
よりよい食へ。
ベータフーズでは安全・安心な国産コオロギの養殖に取り組んでいます。
わたしたちが日々いただいている食物が食卓に上がるまでのプロセスに着目してみると、牛・豚・鶏といった食肉は生育過程で多くの二酸化炭素を排出していることがわかります。サステナブルな新しい食材として、環境負荷が少なく、高タンパク、高栄養価の「昆虫食」に注目が集まっています。
中でもコオロギは比較的養殖しやすく、また雑穀やナッツのような香ばしさから味の面でも食品にしやすいという特徴があります。
今はまだ一般的ではないコオロギですが、食のプロフェッショナルとの協働でおいしく加工する方法も模索しながら「食べたい」と思える定番食材を目指します。
環境負荷の比較
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コオロギ
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鶏
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豚
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牛
牛と比べると約10分の1の飼料、
約100分の1の温室効果ガス、約100分の1の飼育時間、
約200分の1の土地、約2000分の1の水で養殖可能!
栄養価の比較[100gあたり]
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コオロギ
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鶏
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豚
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牛
コオロギは豊富なタンパク質に加え、オメガ3・必須アミノ酸を
バランスよく含み、亜鉛、鉄分、カルシウム、マグネシウム、
ビタミンといった体に必要な栄養素を数多く含んでいます。
さらにコオロギにはキチン質という食物繊維も含まれており、
腸内環境の改善とデトックス効果も期待できます。
安全・安心な食を育む。
環境に負荷をかけない
農林業。
「ウラノの仲間の体と心に、安全と安心を。」
その想いから始まったのが、自分たちで畑を耕す活動です。地域の耕作放棄地などを再生しながら、地域の方々の協力のもと環境負荷の少ない農業に取り組んでいます。収穫した作物は、社員食堂や、地域の施設等で食材として活用されます。ともに耕し、ともにいただく喜びの輪を広げます。
日本みつばちプロジェクト
日本みつばちに
自然との心地よい
関係を学ぶ。
ポンポンガーデンは、家や畑の一角に日本みつばちの巣箱を設置する活動を通し、自然環境の現状や、心地よい自然との関係づくりを学び、考えるプロジェクトです。
日本みつばちは、古来から日本にいる在来種のハチ。蜜を取る際に植物の受粉をうながす「ポリネーター」の役割をはたしてきました。しかし自然破壊や農薬被害、気候変動で日本みつばちの数は大きく減り、森や林も大きな影響を受けています。
日本みつばちは、人が積極的に働きかけることで数を増やすことができる生き物でもあります。また、生態を知っていればとても飼いやすく温厚な生き物です。
本来、自然の中で暮らす日本みつばち。かれらが飛んできてくれるように庭を整え、住処を作り、小さな命たちの日々の営みを目にする時間は、同時に、私たち人間が自然とどう向き合うかを考える時間にもなっていきます。
貴重な蜂蜜の一部は、日本みつばちからのおすそわけとして販売し、売り上げは日本みつばちのおうちとなる巣箱づくりワークショップの木材に活用します。